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[技術解説]ペパクラデザイナーを用いたUVマッピング
さて今回のペパクラの話。 動画のコメントや拍手コメなどでよく目にする「どうやって繋ぎ目消した?」という質問に答えるべく 以前(過去ログ2009/11/22参照)紹介したものを改めて解説したいと思います。(回想編っぽいのが続くと打ち切りの雰囲気が…)
これらの処理を施すことでサイトに掲載している作品のように撮影した画像ではほとんど目立たないレベルに仕上がります。
”技術解説” 前回の解説(去年9月)で説明をした段差を消す方法は手軽なのでこれまで常に使用していましたが、前作(カズマ)から、より目立たなくするよう今までペンを使用して塗っていた切断面処理を全て絵の具(アクリルガッシュ)で塗装しました。既存のペンは基本的に発色が強いので”似た色”を選んでも目に付く場合がありましたが、印刷面と”同じ色”を作って塗ることでさらに目立たなくなりました。ちなみに今作(ヴィータ)は肌が白いのでその切断面は塗装処理なし。
”技術解説” 前作のエミリアさん製作ではつなぎ目を隠す為に3つの手法を使っていました。 1・のりしろの別パーツ化:のりしろを切り取り、別の紙でのりしろを作り貼り合わせる=つなぎ目がぴったり繋がる 2・つなぎ目の押し出し加工:つなぎ目を裏から爪や千枚通しを使って押し込む=つなぎ目の段差を潰せる 3・切断面の塗りつぶし:カットした紙の切断面(白)をペンや絵の具などで塗りつぶす=つなぎ目が目立たなくなる ”1”や”3”は細密ペーパークラフト業界?ではメジャーな方法で余力があれば是非使ってほしい手法です。 ”2”は前々回作品を作っていた時にふと思いつき、簡単なわりに効果が大きかった方法で 手軽に行えて”1”のように手間のかからないまさに『力技』。オススメはしませんが!Σ( ̄口 ̄;; 顔にのみ”1”を使い、それ以外の押し込める箇所にはそれぞれ”2”を使いました。 パーツを切り取った時点で”3”を使い、繋いだ後も目立つ箇所や、ペンの色が合わない為塗らなかった 箇所などを完成前に筆で塗りました。袖の裏側も筆塗り。
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